『亀も空を飛ぶ』★◆

 『酔っ払った馬の時間』で世界中を黙らせたクルド人監督、バフマン・ゴバディ監督の最新作。世界中の映画祭ですでに28の賞をとっている。今年の暫定1位。

 イラク、クルディスタンの…と解説を書こうと思ったが、複雑すぎて書ききれないのでやめる。資料には、4000の村が焼き払われたとか18万人が死亡または強制連行とか、40万人が国境の山岳地帯に取り残されたとか書いてある。


 『酔っ払った馬の時間』に続き、子供の物語。主人公はアメリカびいきの少年サテライトで、サテライトが恋してしまう少女、アグリンは14歳ぐらい。その兄、パショーは15歳ぐらいで、地雷のため、両手がない。ふたりには2歳ぐらいの弟、リガーがいるが、リガーは目が見えない。そして、バショーはリガーを思いやっているが、アグリンはりガーをしばしばかわいがらない。なぜか? この謎をめぐって、目を覆うような惨劇がさらされる。一応アグリン14歳ぐらいと推定したが、ビジュアルだけでは12歳ぐらいにしか見えないのが、もっと痛い。


 絶対に見ましょう。

 9月17日 岩波ホールで公開
[PR]
by ropponguimovie | 2005-08-17 16:04
<< 2005年8月に見た映画 2005年7月に見た映画 >>