今週、いちばん癒せる映画 vol.25『それでも生きる子供たちへ』


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今週、いちばん癒せる映画 vol.25『それでも生きる子供たちへ』

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 5月30日に無事アメリカから帰国しました。
 現地では自己啓発セミナーに出たり、長年暖めていた書籍の執筆をしていたりしていたので、ほとんど映画が見られなかったのですが、(『スパイダーマン3』をまだ見ていない! なんか評判悪いみたいですねえ…)、大変充実した時間を過ごすことができました。
 そして、6月日本で公開される映画はオススメが一杯なので、執筆も楽しみです。


 そんなわけで今週のオススメは…
 『それでも生きる子どもたちへ』

 http://kodomo.gyao.jp/


 いやー、これがねー。
 「嗚咽」しちゃったんですよー。ただの「号泣」じゃなくて「嗚咽」。

 試写室で号泣することはよくあるんですけど、「嗚咽」しちゃったのは初めてです。
 試写室中に「ひくっ」っていう声がひびいちゃった…


 リドリー・スコット、スパイク・リー、エミール・クストリッツァら気鋭の監督が撮った、7編の「子供」を主人公にしたオムニバスです。
 原題は All the invisible Children すべての見えない子供たち、 ですが、意味からいえば「すべての『大人には見えないことになっている』子供たち」という感じかな? 貧困、搾取、紛争、そして大人の都合で運命を振り回される子供たちが、それでも遊び、たくましく生きていく姿を描いています。

 で、私が号泣しちゃったのは、7編のうちの最後、ジョン・ウー監督の『桑桑(ソンソン)と子猫(シャーマオ)』なんです。
 ジョン・ウーで泣くかあ? と思う人もいるでしょうが、この作品、他の評論化筋でもやはり同じ(泣けるという)評判みたい。ドラマ巧者は何をとっても結局うまい、というか……。

 
 というか、この7つの作品のうち、どれをどういう順番でもってくるか、監督同士で話し合って決めたのだと思いますが、ジョン・ウーの作品を「最後にしよう!」と決めた監督全員が偉い。彼らもみんなドラマ巧者である証拠。


 というのも。
 他の作品は、「親がいない」とか、「貧しい」とか、「病気」とか、不幸の原因がある種、ベタなんです。
 ジョン・ウーの作品だけが、「ものすごくお金持ちなのに不幸」な子供が出てくる。
 人間というのは勝手なもので、どんなに「気の毒」とわかっていても、ステレオタイプの不幸を見せられていると、だんだん飽きてきます。でも、もちろん貧困は不幸ですが、「お金持ち」という、境遇の中でも不幸な子供はもちろんいます。「お金持ちなのに忘れられている子供」は、他人からは「お金持ちのくせに」と同情されない分、余計不幸だったりします。こういう子が出てくると、すごく新鮮です。
 それに、「お金がないけど愛されている子猫(シャーマオ)」がからむから、この話、いっそう泣けるんです。


 ウー監督もべた褒めしてますが、キャストの二人がめちゃめちゃ良い。裕福だけど愛のない家庭で育った桑桑(ソンソン)訳のザオ・ツークンは、上品なクール・ビューティ。そして、捨て子だけど、拾ってくれたやさしいおじいさんと暮らす子猫(シャーマオ)役のチー・ルーイーがねえ。。。。ほんとにほんとに可憐! 垢で汚れた顔、歯並びの悪さも最高!



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「今週 いちばん癒せる映画」!」 vol.25  発行49部
出典を明らかにしていただければ、無断転載は可能です。
2007.6.8 発行
発行人・石塚とも
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by ropponguimovie | 2007-06-08 22:59
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