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アヴリルの恋

 主人公アヴリル(ソフィー・キートン)が、なんてかわいい! 脱ぐシーンがあるのだけど、むっちり太っているのも素敵だ。

 主人公アヴリルは、赤ん坊のときに修道院の前に捨てられ、修道女となるべくそこで育てられてきた。21歳となったとき、彼女は先輩の修道女から、「あなたには本当は双子の兄がいる」と告げられる。
 本当は修道女になる前、聖堂にこもって一人きりで2週間の「行」をしなければならないのだが、先輩の修道女の「私がなんとかしておいてあげるから、そのあいだに行っていらっしゃい」というサポートを得て、彼女は兄を探す旅に出る。

 この映画は構成がきっちりしていて、この修道女や厳格な修道院長のあいだに、過去に何があったのか、どんでん返しが用意されている。
 
 自分の私物を土に埋め、名前も変えて修道女になる、という儀式。本当は絵の才能があるのだが、それを伸ばすことは最初からあきらめているアヴリル。双子の兄とフランクな恋人(男)。しっかりした構成と、「あ、素敵だな」と思わせる小道具との組み合わせがにくかったです。
by ropponguimovie | 2008-02-11 16:55 |
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