カテゴリ:は( 3 )

派閥同士の葛藤を『ホ・オポノポノ』で乗り越えたサーファーたち~ 『バスティン・ダウン・ザ・ドア』

http://www.bustindownthedoor.jp/

2009.8.1 渋谷シアターNで公開。
[PR]
by ropponguimovie | 2009-07-01 09:06 |

今週、いちばん癒せる映画 vol.20『ハンニバル・ライジング』


■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

今週、いちばん癒せる映画 vol.20『ハンニバル・ライジング』

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


 メルマガご購読、ありがとうございます。
 このメルマガは、今週公開される映画の中から,
「この映画は癒される!」という視点に絞って1本を紹介するマガジンです。


 先週予告しましたように、今週はおすすめの癒せる映画が2本ありますので、2本発行します。
 サービス満点のメルマガ、(笑)。でも、映画の見所をお伝えするのはとても楽しいことなので。
 購読者数も、少しずつですが、確実に伸びていて、とても嬉しいです。
 お友達に口コミしてくださったり日記やブログで紹介してくださったりすると、さらに嬉しいです^^
 登録はこちらから↓
 http://www.melma.com/backnumber_164500/


 さて、「ハンニバル・ライジング」。キーワードは「日本」だ、というのが宣伝文句になっていますが、その点と、ハンニバルがいかにして人の肉を食うようになったか、という動機とは、ちょっと距離がある感じ。それより、レクター家がリトアニアの旧貴族で、第二次大戦中(彼は10歳ぐらいの少年)に、ドイツ軍にいかにひどい目に合わされたか、とくに、妹をいかにひどいやり方で殺されたか、というあたりに、スタッフ渾身(?)のアイディアを感じます。


 映画でも現実でも、「弱者に対する最大の犯罪」というのは、「幼い女の子を強姦して、殺す」だと思っていたのですが、この映画では、それを上回るすごい犯罪が行われてしまいます。さすが「ハンニバル・シリーズ」というか、よくもこういうこと考えつくもんだ、と、口あんぐり、というか…。
 その復讐心から、若き、そして美しきハンニバルは、この元ドイツ兵達を探して一人ずつ殺し、その肉を食らっていく、という手段に出るのです…。


 ちょっと、個人的体験になるのですが、この試写を見る数日前、ある自己啓発セミナー講師のテープをいくつか聞いていました。セミナー講師にもいろいろなタイプがいますが、その人は強烈はカリスマ性をもつとともに「愛」という言葉を頻繁に使うタイプの人でした。また、彼のセミナーを受けて、人間関係が劇的に良くなった、という人もとても多いようです。


 ところが、この映画を見ていたら、そのセミナー講師とハンニバル・レクターが妙に重なって重なって、なんだか困ってしまったのです。あんなに「愛」を訴えている人なのに、変だなあ。


 でも、私は、その方が、納得できる気もしたのです。
 なんか、人間がもっている「放出しないと本人が苦しくなってしまうエネルギー」って、どっちの方向に出ても一緒じゃないかしら。ある人から見れば「愛」に見えるし、別の面から見れば「悪魔」に見える。ただ、そのエネルギーの一直線さが、人をひきつけているのではないかしら、って。


 そういえば、自己啓発では、「言霊」の力を利用して、「自分の将来像を言葉にしなさい」といわれることが多いようです。たとえば、「私は、3年以内に1億円手にします」とか。
 それは、結構効果のある方法だと思うのですが(実は私も私の目標を手帳に書いたりみんなに宣言していますよ、うふふ)でも、「愛」という言葉だけは、軽々しく口にすると、私にはどうしても、愛が逃げるように思ってしまうのです。「言霊」って日本的な考え方ですが、こればっかりは、別の日本的考え方、「秘すれば花」のような気がしてしまうのですよね。


 ハンニバルのように、あるいはまた「愛」を語る人のように、エネルギーを放出して歩いている人は、「人が動物でなく人間である証し」を自ら示して歩いている人のように思えます。私はだから彼らに対してこれからも同じような目を向けてしまうだろうし、そして…。自分の中であんなふうに勢い良く放出できず、くすぶっているエネルギーを、どんな形で放出しようかしら? 


*******************************
「今週 いちばん癒せる映画」!」 vol.20  発行46部
出典を明らかにしていただければ、無断転載は可能です。
2007.4.13 発行
発行人・石塚とも
お友達にも教えるには…
http://www.melma.com/backnumber_164500/
お便りフォーム
http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=72381
バックナンバー・ブログ
http://rmovie.exblog.jp/

1票、お待ちしてます♪
にほんブログ村 映画ブログへ

メルマガも登録してね→  こちら


感想が送れるウェブ拍手
b0055288_14492653.gif
[PR]
by ropponguimovie | 2007-04-20 13:49 |

今週、いちばん癒せる映画vol.13『パラダイス・ナウ』他

メルマガご購読、ありがとうございます。
 このメルマガは、今週公開される映画の中から、
「この映画は癒される!」という視点に絞って1本を紹介するマガジンです。

 今週は、他の週だったらイチオシ! という映画がたくさんあって、
評論家泣かせの週です。
『約束の旅路』『ラストキング・オブ・スコットランド』『サン・ジャックへの道』『絶対の愛』…

 そのうち、『約束の旅路』は、こちらに感想を書いていますので、よかったら見てください。
http://rmovie.exblog.jp/5936134/

 さて、今回の1本として選んだ『パラダイス・ナウ』、実は一昨日見た、すべりこみでした。

 なかなか時間が取れなかったのですが、ずっと気になっていました。
 試写状が、とても印象的だったのです。

 http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD10285/index.html

 こちらの写真を見ていただくとわかると思うのですが、『モッズ』っぽいというか、1997年のダニー・ボイル監督の名作、『とレインスポッティング』を思い出させますね。ちょっと、虚無的というか、生きること投げちゃってるというか。

 ところが、彼らは虚無的どころではないのです。「虚無」って、生きることが保証された環境の中で「生きることがむなしい」とかいってるから「虚無」なわけでしょ。ところがこのふたりはそもそも生きることが保証されていない。実は、この、ちょっとオシャレで、しかもハンサム(だ、と、私は思う)な二人が、実は自爆テロリストなのです。
 彼らが頭を丸め、ひげをそっているのは、ユダヤ教徒(っぽくも見えないけど、無宗教風? とにかくイスラム教徒に見えないようにする)として敵地に乗り込むため。このスーツの中に、腹巻みたいにぐるぐる巻きにした爆弾を巻きつけています。

 途中、恋人が出てきますが、彼女もとてもきれい。ヨルダンはイスラム国の中でも服装がそんなに厳しい国ではないので、彼女は髪を隠していないし、ボタンを二つあけたブラウス姿。途中、彼らの行為を敢然ととめようとする姿は、とてもりりしくてカッコイイ。「女性らしさの枠の中に押し込められたイスラム女性」のイメージを完璧に超えています。

 この映画は、自爆テロリストの決行前の48時間を描いているのですが、それが、政治的メッセージではなく、個人の人間的心情として主人公達に迫っています。

 それが、こういうスタイリッシュな映像に表れている気がします。
 つまり、この映画が、自爆テロリストの話である、というのは、「たまたま」なのですね。こういうキャラクター達を使って、まったく別のドラマを撮ろうと思えば撮れる。
 そこに、一種の救いがあるように見えるのですよね。

 話がちょっとユーモラスに描かれるところも、『トレインスポッティング』に似ています。胸にはりつけたテープの具合がうまくいかなくて、「べりっ」とはがすのですが、これが痛そう(笑)(あっちの男性は胸毛がいっぱい生えてるからね…)。
 しかし「今度からもっといいテープを使ってくれ」と文句を言うと「2度目はない」と、にべもない返事。笑えるようで、笑えないようで。

 『トレインスポッティング』は、仕事がない、という環境の中で、「死にたいけど死ねない」という感覚を抱えた若者達が、最後は、生の方向に向かうところで終わっています。そして、この映画は、「死にたくもないけど死なないといけない」という運命に巻き込まれた若者が、死なないようにとあれこれ試み、しかし、最後は…という構成になっています。

 生きる死ぬを、「政治」「国」といったシステムのレベルで語らず、あくまで個人のレベルで語っているところに、癒しというか、救いがあるような気がします。
 
1票、お待ちしてます♪
にほんブログ村 映画ブログへ

メルマガも登録してね→  こちら


感想が送れるウェブ拍手
b0055288_14492653.gif
[PR]
by ropponguimovie | 2007-03-09 22:32 |