カテゴリ:よ( 2 )

『善き人のためのソナタ』

 33歳の監督、○○○○(すみません、あとで入れます)は、『グッバイ・レーニン!』にかなり不満があったらしい。あんなふうに過去を許し、受け入れ、美化するのはまだ早すぎるというわけだ。東西冷戦時代、東ドイツでかつてのゲシュタポより怖れられた「シュタージ」の将校が、芸術家の盗聴に関わるうちに、疑問を抱いていく姿を抱く。

 この将校は、本当の共産主義者だったのではないかな。富は分配するもので、社会のために個人はつつましく生きるもので、そうすればみんな幸せになれると信じていた。しかし、上司の越権行為、自分の生活の精神的な貧しさなどが、彼に疑問を与える。彼は愚直な男であったが、自らの中の原則には忠実であった。

公式サイト

1票、お待ちしてます♪
にほんブログ村 映画ブログへ


ウェブ拍手
b0055288_14492653.gif
[PR]
by ropponguimovie | 2006-10-22 09:54 |

『夜のピクニック』

 恩田陸原作作品。
「本屋大賞」って、とてもいいブランドに育っていると思う。『博士の愛した数式』で信頼を確立したし、この作品も、第2回受賞作品だというのを聞いたから、見ようと思った。自分も小説を書くならこういうのをいただいてみたいなあ、と思わせる賞である。
 本作は『博士の~』ど人間の奥深い「業」を見せるというものではないが、1000人の高校生がだっさいジャージに身を包み、
「鍛錬歩行祭」の夜に、主人公が小さな壁を乗り越えようとするというストーリーが、小さくさわやかで良かったです。私は恩田陸作品は『ネヴァーランド』だけで、正直全然合わなかったのだけど、これは原作を読んでみようかなという気になりました。

8月16日 初秋 丸の内プラゼール他にて公開
1票、お待ちしてます♪
にほんブログ村 映画ブログへ
[PR]
by ropponguimovie | 2006-08-21 14:51 |