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2005年9月第4週に見た映画

★はオススメ印
◆は誰にでも勧めるというのではないが、個人的には問題作だと思っている印
□は、すごく期待していたのに、裏切られた~(怒)という印

『MASAI』◆
 構想12年、撮影時間2000時間をかけて本当にケニア・マサイ族の人たちの演技を撮った、若者のロード・ムービー。
 彼らは本当に美しいのだが、西洋風の演技(フランス映画だが、筋書き的には結構ハリウッド的)をしてしまったことが、いいことか悪いことかちょっと答えが出ない。それより、もっと彼らの肉体のポテンシャルとかを見たかった気がするけど…(走るシーンはとにかくきれいなのだ!)
 06年正月公開


『ある子供』★◆
 『息子のまなざし』のダルデンヌ兄弟の新作。今回は、就職難のためニートであることをやむをえず、子供ができるが父性なんか全然育たず、犯罪にどんどん落ちていく
 なぜ仕事するのか? 仕事から得る有力感のほうが、社会的責任より先なんだ、ということをきちんと描いた秀作。ラストも良い。
 お正月 恵比寿ガーデンシネマにて公開

『もっこす元気な愛』★◆
 『妻はフィリピーナ』『ファーザーレス』の寺田靖範監督新作のドキュメンタリー。熊本で脳性マヒを抱える青年が、恋人と、その母親に結婚の説得をする姿を軸に話が進む。主人公倉田さんの人柄に魅了される。しかし、今更ながら、障害者を取り巻く環境は厳しい…
 12月17日 ポレポレ東中野ほか、全国順次公開
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by ropponguimovie | 2005-09-23 10:42 | 見た映画一覧(簡易星取表付き)

2005年9月第3週に見た映画

★はオススメ印
◆は誰にでも勧めるというのではないが、個人的には問題作だと思っている印
□は、すごく期待していたのに、裏切られた~(怒)という印

『ポビーとディンガン』★
『ミリオンズ』★
 詳細は作品評を見てください。どちらも監督の子どもへの暖かい視線が感じられる、ハートウォーミング系。

『四月の雪』
 ご存知ぺ・ヨンジュン主演。
 「ラブ・ロマンス」というより、「身近すぎるホラー」という気がした。だって、自分に隠れてい不倫していた妻とその男(こっちも既婚なのでダブル不倫)が一緒に交通事故で意識不明になっちゃうんだけど、携帯だのデジカメだのに、いっぱい不倫の証拠残しているの。それを、残された者同士で確認しなきゃいけないの。
 これ見て、「ええっ、夫(妻)があんなことしてたらたまらない」って思う人と、「どき、自分の携帯見られたらどうしよう」って思う人と、どっちが多いんだろう? 携帯が普及している国の人は、みんな「どき」としたりして(笑)。

『ダウン・イン・ザ・バレー』★◆
 エドワード・ノートン、エヴァン・レイチェル・ウッド(『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』)、ローリー・カルキン(カルキン家の末弟)が描く、アメリカ郊外都市の狂気。超お薦め!!
 
『蝉しぐれ』★
 『たそがれ清兵衛』から続く藤沢周平原作のなかで、ダントツに良かった。人情ものであるが、推理小説なみに練りあげられた構成力に感服した。きりりとした武家の女性姿の木村佳乃が大変にキレイ。

『私の頭の中の消しゴム』
 これもベタベタのラブロマンスなのだが、ソン・イェジン演じるヒロインのスジンが、イノセント若妻のようでいて、実は上司と不倫経験がある、という設定がキャラクター作りにひねりをきかせていて、マル。相手役の「韓流真打」チョン・ウソンは、松田雄作と豊川悦史を足した感じ。

『カーテンコール』
 伊東歩、藤井隆主演。昭和30年代に映画館で活躍した幕間芸人、安川修平(実在の人物ではない)をめぐる、父と娘の物語。『半落ち』の佐々部清監督最新作。
  いい話なんだけど、私はこのブログの中で、技術的なことをいうことはほとんどないんだけど、この映画に関しては、構成上の荒さが大きいと思った。前半、話に引き込まれるまでがすごく長かったし(本当に忙しい日であやうく席を立ちそうになった)、主人公と上司の人間関係なんかは、もっと冷たくしても良かったんじゃないかと思う。
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by ropponguimovie | 2005-09-17 21:51 | 見た映画一覧(簡易星取表付き)

『ポビーとディンガン』と『ミリオンズ』

 最近のイギリス映画は、子どもが主役のいい作品が次々作られていますね。ちょっと古いけど『リトル・ダンサー』とか、最近では『ネヴァー・ランド』とか、『フル・モンティ』も子どもが良かったですよね。
 この2本は、どちらも11月公開、どちらもイギリス気鋭の監督、2本とも子どもが主役で、2本ともハートウォーミング系。

 1本目は『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ監督の最新作、『ポビーとディンガン』。想像上の友だち、ポビーとディンガンを失ったために病気になってしまった妹と兄の交流を描く。

 2本目は『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督の最新作、『ミリオンズ』。ユーロへの通貨統合前夜のイギリス。母を失ったばかりの小さな兄弟のもとに、突然、あと3日しかつかえないポンドの札束がふってきた。兄はそれで投資をしようといい、弟は貧しい人のために使おうという。果たして…? こっちはほろりとさせつつ、ユーモアもきいている。
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by ropponguimovie | 2005-09-17 21:19

『旅するジーンズと16歳の夏』

 『大の男が泣かされてしまう感動作…ワシントン・ポスト』とプレスにあるが、誇張ではない。試写室で、老年の男性がふたりほど鼻をすすりあげている姿を目撃した。私も、別の機会に予告編を見ただけで、うるっとくる…どころか、涙がすうっと頬を伝ってしまい、びっくりした。

 子どもから大人になる瞬間を、みずみずしくとらえた青春ストーリーである。母親に自殺された少女、内気で自分を表現できない少女、父親に去られ民族的マイノリティも抱える少女、自分の中の芸術的エネルギーと社会とをうまく接続できない少女。4人の少女が、「誰がはいてもサイズがぴったり」の不思議なジーンズ」にのせて、心をかわしていく。

 こういう物語は夏が似合う。夏にはすべての生き物がぐんぐん伸びる。「その夏を越えたら、もう私は昔の私ではなくなっていた」、そういうストーリーである。
 そういえば、『スタンド・バイ・ミー』って夏の話だっけ? 私はこの映画を『スタンド・バイ・ミー』の少女版として紹介したかったのだが、この作品のすごいところは、「少女版」というのが、女にしか通用しない話でなく男女を越えて、「夏を越えて、大人になる」という追体験をさせるところだと思う。

  manという言葉は人間一般を表すが、womanという言葉は女しか表さない。男を主人公としたとき、男も女も同様に共感できるのに、女を主人公にすると、「女性映画」というジャンル映画になってしまう。多くの青春映画もその例にもれず、例えば『スタンド・バイ・ミー』や『青春の輝き』『今を生きる』などを見てもちろん私だっていいと思うけど、でもやっぱり「じゃあどうして主人公が男なんだよ?」という問いは残る。これが『GO』となると「man=男」という感じしかしないし、逆に『赤毛のアン』や『若草物語』を好きな男がどれだけいるか、謎だ。

 ところが、この『旅するジーンズと16歳の夏』は、womanが主人公なのに、男にも、女にも、同様の共感を与えてしまうのだ。たぶん、その秘訣は、ロマンスが「目的」なのではなく、「青春時代の一つの輝き」という形で、つまり少年ものと同じ位置付けがあることではないかと思う。少女が主人公であっても、この映画のキーワードを考えるとしたら、「友情・努力・勝利」まさに少年ジャンプの世界である。主人公はwomanだが、感動の質は、humanなストーリーである。

10月、恵比寿ガーデンシネマで公開
(え? もっと拡大公開でもいいのに…)

追記…女姉妹(シスターフッド)の物語が古今東西を越えて「四姉妹」であることが圧倒的に多いのは、「4」という数字が、自然界の調和を表しているからだと思う。西洋でいえば、「火・土・水・風(空気)」の4つのエレメント、東洋でいえば、四季や四つの方角、色(青春、朱夏、白秋、玄冬」といった考え方。それらは、競争するものではなく、4つがどれ一つとしてかけてはいけない、互いに交じり合う世界の大切な構成要素であるという暗喩なのだ。
 西洋で言えば、この「旅するジーンズ~」、「ヤァヤァ・シスターズの聖なる冒険」、「若草物語」日本では、谷崎潤一郎「細雪」、五木弘之「四季」、向田邦子「阿修羅のごとく」、誰が作ったのか知らないが「ポッキー四姉妹物語」など、みーんな四姉妹である。
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by ropponguimovie | 2005-09-11 15:48

2005年9月第2週に見た映画

★はオススメ印
◆は誰にでも勧めるというのではないが、個人的には問題作だと思っている印
□は、すごく期待していたのに、裏切られた~(怒)という印

『シン・シティ』
(原作のフランク・ミラーにロバート・ロドリゲス、1シーンだけクエンティン・タランティーノまで監督に参加したコミックの映画化。
 モノクロームに血の色だけ赤という映像様式を使っていなければ、ちょっとむごすぎるほどの暴力シーン。話は群像劇なので、できれば「シン・シティ」というシティ全体に姿というか人格を与えて欲しいと思ってしまったが、それは原作に描かれていないのだろうか。『バットマン』シリーズのゴッサム・シティなんか、街が生き物のように見えるのだが。キャストは超豪華)
(10月1日 丸の内ルーブル他全国松竹・東急系にて公開)

『真夜中のピアニスト』★
 『リード・マイ・リップス』の監督ジャック・オディアール最新作。ちょっとだめでヴァイオレントなお兄ちゃんの成長の軌跡を、サスペンス・タッチ、クールかつユーモアを交えて描くオディアール節は健在。
(10月アミューズCQNにて公開)

『ダーク・ウォーター』★
 鈴木光司原作『仄暗い水の底から』のハリウッド・リメイク…だが、監督を『セントラル・ステーション』『モーターサイクル・ダイアリー』のウォルター・サレスが担当。
 南アメリカ出身のサレスにとって、「奇跡」と「オカルト」は同義なのだと思う。その手腕を楽しみにしていたが、日本版にはない、ラストのカタルシスがお見事。
(11月12日日比谷スカラ座他にて公開)

『セブンソード』
 中国の大武侠映画。ストーリーは純粋なエンタテインメントだが、役者がグッド・ルッキング揃いで人的資源(?)を感じさせる。
(10月1日全国公開)

『CUBE ZERO』★
 こわいよー。
 
『頭文字(イニシャル)D』★◆
 しげの秀一原作のマンガを、『インファナル・アフェア』組が映画化(監督アンドリュー・ラウ、出演ジェイ・チョウ、エディソン・チャン、ショーン・ユー、アンソニー・ウォン)。すんごく面白かったけど、問題作だとも思っているので、それはいずれあらためて。群馬県内にエディソン・チャンがいるたたずまいはすんごくシュール。
(9月17日公開)

『少林キョンシー』□
 あんまりキョンシーが出てこないよー。長いよー。

『青い刺』★◆
 1927年、ドイツでの実話をもとにしたドラマ。主演は『グッバイ・レーニン』のダニュエル・ブリュール、『ビタースウィート』のアンナ・マリア・ミューエ(彼女は素晴らしい!)
 「自殺クラブ」なるものを作った多感な青年が、奔放な妹の恋人を射殺、自分も自殺、一緒に死ぬことを決めていた青年の親友だけが生き残った。そのいきさつを描く。
 なお、ブリュール演じる生き残った青年パウル・クランツは、後に偽名で小説を出版、1933年にこの小説はナチスに焚書扱いにされる。その後アメリカに政治亡命、ラジオ記者や編集者をつとめた。当時のベルリンの世紀末的世相を映し出した事件だといわれる。 
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by ropponguimovie | 2005-09-10 01:04 | 見た映画一覧(簡易星取表付き)

『NANA』

 9月3日発売の「週刊金曜日」に執筆したが、とても書ききれなくて満足していないのであらためて投稿。

 映画を見てから原作を読んだ。すごい話である。人を愛する苦しみがめんめんと描かれている。主人公は男でもなく、貴種流離譚でもなく、継母を犯すわけでもないのに「源氏物語と似ている…」と思わせられたのは、各登場人物が綿密に作りこまれており、ひとりひとりの苦しみが描かれることで、物語世界が立体的になるからである。

 主人公の女性ふたり、ナナとハチは、はじめ、お互いという友情の相手を手に入れることによって、それぞれに抱えたボーイフレンドとのしがらみから自由になるように思われる。この話はカップル幻想を打ち破るかのように思われる。ところがとんでもない。男であろうと、女であろうと、「自分を完璧にわかってくれる(かもしれない)相手」を見つけたとき、人はその幻想に取り付かれ、苦しむのだということを、このマンガはじわじわと見せつける。そういう意味では、本当にジェンダー・フリーな話といえるかもしれない。男女平等って、怖い。

 なにしろマンガの中に出てくるバンド名が「トラップ・ネスト」なのだ。商業バンドにしては縁起の悪い名前だなーと思っていたが、ここにはちゃんと意味があった。本当にこのマンガは、トラップ・ネストの物語である。そこは巣だ、安住の地だと思って羽を休めてみると、わなにハマリ、出られない。みんながじわじわとトラネスに落ちていく。
 男を愛そうが女を愛そうが、子どもができようができまいが、コンドームを使おうが使うまいが、結婚しようがしまいが、キャリアをつらぬこうが男のために味噌汁を作ろうが、スターダムにのろうが地道に生きようが、女をものにしようが遠くから見守ろうが、苦しいものは苦しい。『NANA』はそういう話である。え? 違います?

 映画版の『NANA』は、原作のほんのさわりで終わる。「『大切な特別な人』は、女の子にとって王子様だけじゃないんだよ」。そういうポジティブなところで終わる。これは本当に希望のある終わり方である。もしかしたら原作の本テーマとは違ってしまったのかもしれないが、私はこの映画ができてよかったと思う。そうじゃなくちゃ、とてもやっていられませんって。そう思うぐらい、原作は苦しい物語だから。

 この時期に中島美嘉と宮崎葵がいたというのは、奇跡というほかないですね。中島美嘉以外に、ナナ役はちょっと考えられないし、宮崎葵が良かったのは、原作の、ともすれば女を武器にして生きているという反感を買いかねないハチを非常に共感しやすいキャラクターに作り上げていること。惜しいのは、松田龍平。パンクミュージシャンのあごがたるんでいてはいかん!

 マンガのキャラクターを各俳優がこれほど違和感なく演じているというのはすごいが、絶対に続編は作らないでほしい! …あーあ、公開1位とっちゃったよ。できちゃうかなあ、やっぱり。  
 
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by ropponguimovie | 2005-09-10 00:20

『トップガン デジタルリマスターバージョン』

 大大大問題作だといっておきましょう。しかし、その焦点はトム・クルーズではなく、相手役の…覚えてますか? ケリー・マクギリスにあることを、書いておかねばなりますまい。

 『デブラ・ウィンガーを探して』という映画があったが、私にとっては、この映画は『ケリー・マクギリスを探して』である。デブラが『愛と青春の旅立ち』でスターダムにのったあと寿退社(?)してしまったことより、引退もしていないケリーがスターダムから消えてしまったことの方が問題である。

 考えてもみてほしい。『トップガン』は、トム・クルーズをスターダムに乗せた記念碑的な作品である。ケリー・マクギリスは、その相手役だったのである! それなのになぜ消える?
 そして、そのヒロインの役柄は、「ヒーローより年上で」「カッコたるキャリア(それも博士号)をもち」「背が高く(映画のなかでトムは台に乗っていると思われる箇所がある)」「髪型はセットしなくていい(だからキャリア・ウーマンのために考案された)ソバージュ・スタイル」「ひとりで一軒家に住み」「ミリタリーの服をおしゃれに取り入れる」、そういう、大人の女だったのだ!
 ケリー・マクギリスは、80年代フェミニズムのアイコンだったのである。
 
 「肩に厚い肩パッドの入った…」というのは、いつから人をさげすむ言葉になってしまったのだろう? この映画の中で、ケリー・マクギリスは、厚い肩パッドの入ったジャケットを着ている。それも、ヘインズ(アンヴィルかもしれない)のTシャツにタイト・スカート、シーム・ストッキングという組み合わせで。あのジャケットは、ほぼ間違いなくジョルジオ・アルマーニのものだと思う。先日六本木ヒルズで開かれた「アルマーニ展」で、アルマーニがいかに、「厚い肩パッド」で、80年代ジェンダー・フリーをリードしてきたか、目の当たりにさせられた。男にテロテロのジャケットを着せ、女に逆三角形のジャケットを着せて、アルマーニは性差を埋めようとした。でも、その片鱗を映画に見るとしたら、たった二つしかない。ケリー・マクギリスが航空宇宙工学博士を演じたこの『トップガン』と、強姦を見ていた野次馬を「何もしなかった」かどで訴える検事を演じた『告発の行方』と。

 そういうわけで、さっそうと肩パッドの入ったケリーが二つの大切な役を演じた後、ケリーは消えてしまい、80年代フェミニズムも消えてしまうのである。『告発の行方』は88年、 メラニー・グリフィスとシガニー・ウィーバーが演じた『ワーキング・ガール』も88年、日本で雇用機会均等法の施行が87年で、89年ぐらいになると、アルマーニは「エコロジー」とか、「アンコンジャケット」とか、いわゆる「肩から力の抜けた」路線を提案してくるようになる。バブルはもう少し上昇してから一気にはじけ、「肩パッドの入った女」は、歴史から葬り去られてしまうのだ。

 それはまあ、幸せなことなのかもしれない。今、映画に登場する「働くヒロイン」たちは、チャーリー(この映画での、ケリーの役名ね)のような美化されたスーパーな女ではなく、男と同じように仕事に疲れる女たちである)。『ニューヨークの恋人』のように王子様願望を逆手に取ったり、『ブリジット・ジョーンズの日記』のように、キャリア路線にのれない自分を自虐するような映画は、女を現実的に扱っているといえば、いえる。

 でも、『トップ・ガン』が証明した大事なことは、「頭もよく、ドーリッシュでもなく、仕事でサクセスして(しかも背が高い)ヒロインであっても、ちゃんと青春(お気楽)ドラマのヒロインになりえる」ということなのだ。

 えー、さて、実際にそのケリー・マクギリスと20年ぶりに対面した私は、驚いた。口をあんぐりあけた。最後には笑ってしまった。世界の移り変わりというものを、まのあたりにした気がした。
 この映画の中のケリー・マクギリス、結婚する前の雅子妃にそっくりなのだ!(っていうか、柏原芳江にも似ている)  ああ、やっぱり80年代にさっそうと輝いていたキャリア・ウーマンは、消えてしまったのだ。いったいどうしてなんだろう?

9月3日より、東劇他にて公開中。
 
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by ropponguimovie | 2005-09-04 23:39

2005年9月第一週に見た映画

★はオススメ印
◆は誰にでも勧めるというのではないが、個人的には問題作だと思っている印
□は、すごく期待していたのに、裏切られた~(怒)という印

『ゲス・フー 招かれざる恋人』◆
(アシュトン・カッチャーが、黒人の婚約者の家でパパにいやな顔されて…というお話。相変わらず日本では無視されながらも、無視できない問題作に出演してます。けっこうキッツイ、ニューヨークテイストたっぷりの映画)

『理想の恋人.com』★半分
(ダイアン・レイン、ジョン・キューザック主演。バツイチ30後半男女の出会い系サイトをめぐるドラマ。
 ダイアン・レインは日本で黒木瞳が人気が出るのとパラレルに人気を得ている。でも、貞淑な妻ばっかり演じているわけではなくて、むしろ、40間近で結婚に破れ、新たな恋を得るあたりがアメリカン・キャラだと思う。
 きわどいギャグが連発されるが、これは、「オースティン・パワーズ」シリーズも製作した素残ヌ&ジェニファー・トッド姉妹の力だと思う。)

『パープル・バタフライ』
(チャン・ツィイー、中村トオル主演の、1930年代を舞台に抗日活動家と日本軍諜報部員の悲恋を扱ったドラマ。チャン・ツィイーはうまい。美貌、アクション、演技、アトラクション、全部減点のしようのない女優になってしまったのだから、ハリウッドで上り詰めるのも当然かと。
 その彼女の向うを堂々とはっているのだから、中村トオルもなかなか。英語ができればハリウッド行きもありうるかも)
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by ropponguimovie | 2005-09-04 23:01 | 見た映画一覧(簡易星取表付き)

2005年8月に見た映画

★はオススメ印
◆は誰にでも勧めるというのではないが、個人的には問題作だと思っている印
□は、すごく期待していたのに、裏切られた~(怒)という印

『ランド・オブ・プレンティ』★◆
『フリークス』◆
『愛の掃除機』 (謎)
『奥様は魔女』★
『キャプテン・ウルフ』
『タッチ』
『ボム・ザ・システム』★◆
『トップ・ガン デジタルリマスターバージョン』◆
『亀も空を飛ぶ』★★◆
『ランド・オブ・ザ・デッド』★◆
『愛をつづる詩』
『旅するジーンズと16歳の夏』★★★(男も泣かす少女のドラマ)
『ブラザー・グリム』(謎)
『ビューティフル・ボーイ』
『がんばれ! ベアーズ』
『ベニスの商人』★
『ロバと王女』◆
『春の雪』

19日間も東京をあけていたのに、なぜか18本も見ている。本当に私のしたことだろうか?
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by ropponguimovie | 2005-09-04 22:23