<   2007年 06月 ( 4 )   > この月の画像一覧

今週、いちばん癒せる映画! 号外『7月7日のチケットプレゼント』


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

今週、いちばん癒せる映画! 号外『7月7日のチケットプレゼント』

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 メルマガご購読、ありがとうございます。
 このメルマガは、今週公開される映画の中から,
「この映画は癒される!」という視点に絞って1本を紹介するマガジンです。


 先週、メルマガ発行をさぼりましたお詫びも兼ねまして……。
 チケットプレゼントをします!
 それも、1枚のチケットで、8本もも見られるという、すごいチケットです!
(ただし、7月7日、1日限り限定のチケットです)

 しかし!
 この映画を強くおすすめするか、というと、しません
(プレゼントするっていってるのに……)

 でも、正直言うと、そうなんです。


 どうしてかというと……。
 この映画たちを見ると、本当に人生変わっちゃうんです……。


 ある自己啓発セミナーの広告で、「人生を変える準備ができている人だけ
来て下さい」というのを見たことがありますが、そんなもんじゃないんです。
 

 でも、芸術というのは、本来そういうものだと思います。
 また、映像というものも、そいうものを撮影できたら本望というか……。


 「東京平和映画祭」って、そういう映画祭なんです。
 私自身、一昨年にこの映画祭の取材をしたことは、人生の大きな転機に
なりました。
 公式サイトは↓
http://www.peacefilm.net/


 「へいわ」という言葉からむしろ正反対の、厳しい現実を見せる映画が並びますが、
私たちの健康、環境、人権、について、知ることが大切だと感じさせられます。


 このチケット(1枚3500円)をプレゼントします。
 このメルマガの読者が現在55名で、地方在住の方もいらっしゃると思いますので
けっこう高確率で当たりそうですよ。どうぞ応募してください。

以下は、情報です。応募要項はこの情報の下に書きます。

● ○ ● ○ ● 転送・転載大歓迎 ● ○ ● ○ ●

第4回東京平和映画祭のお知らせ
http://www.peacefilm.net/

7月7日(土)に開かれる今年の東京平和映画祭。テーマは、
「食、農業、エネルギー」「戦争と平和」「過去から未来へ」。
明日からの考え方、生き方のヒン満載。安い参加費で8本も
見られて超お得です。(2、3本見れば元は十分とれます!)

◆上映映画:
1.『食の未来』(D.ガルシア監督・2004年・90分):
  米国の遺伝子組み換え作物による食品支配の現状が分かる
2.『サルー・ハバナ』(井坂泰成監督・2006年・33分):
  都市有機農業で自給に成功したキューバをレポート
3.『戦争をしない国 日本』(片桐直樹監督・2006年・90分):
  憲法9条をめぐる今日に至る経過を克明にレポート
4.『軍需工場は、今』(小林アツシ監督・2005年・41分):
  日本の軍需工場で働く人々の現実が分かる
5.『911スペシャル』(きくちゆみ解説&映像・2007年・60分):
  911同時多発事件の真相とは? 映像と解説で綴る
6.『エンド・オブ・サバービア』(G.グリーン監督・2007年・80分):
  オイルピークとは何か?米国の郊外の生活はいかに?
7.『懐かしい未来』(ジョン・ベイジ監督・2004年・55分):
  ラダックの伝統的な文化から学び未来へとつなげるヒント
8.『地域から始まる未来』(レンダー・ワード監督・2004年・25分):
  グローバリゼーションのあり方を問う

◆日 時:2007年7月7日(土)開場9:30 開催時間10:00~21:00
 
◆会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター・
      カルチャー棟 大ホール(757名)
      渋谷区代々木神園町3-1 
      <アクセス>小田急線参宮橋駅下車徒歩7分
      http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
◆参加費:29歳以下 会員1,500円・一般2,500円
       30歳以上 会員2,500円・一般3,500円
 ●一般チケット:チケットぴあ各店、電子チケットぴあにて好評発売中!
           [P -コード:552-982]
 ●『東京ピースフィルム倶楽部』に入会と同時にチケットを会員価格で購入可!
◆託児サービスあり。要事前予約。takuji@peacefilm.net
◆主催:「東京ピースフィルム倶楽部」
★【問合せ先】事務局:浅野 TEL:090-4459-3020 mail:info@peacefilm.net

● ○ ● ○ ● ○ ● ここまで ● ○ ● ○ ● ○ ●



☆☆☆応募方法☆☆☆

下のフォームをコピペして、
dress94infoアットyahoo.co.jp
にメールしてください。(アットを@に書き換えてください)

1 お名前
2 希望枚数(1枚または2枚)
2 住所
3 このメルマガをどこで知りましたか?

応募締め切り 7月2日(月)
3日の朝に抽選して、すぐに事務局から送ってもらいます。


なお、個人情報保護のため、いただいたメールは当選者に発送後、
すべて破棄いたします。個人で営業メールを送ったりすることはありません。
では、ご応募お待ちしております。


*******************************
「今週 いちばん癒せる映画」!」 号外   発行55部
出典を明らかにしていただければ、無断転載は可能です。
2007.6.29  発行
発行人・石塚とも
お友達にも教えるには…
http://www.melma.com/backnumber_164500/
お便りフォーム
http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=72381
バックナンバー・ブログ
http://rmovie.exblog.jp/
平和の書店でお買い物
http://ministryofpeace.jp/bookstore/bookstore-menue.html
石塚とも個人のブログ
http://isl.seesaa.net
[PR]
by ropponguimovie | 2007-06-29 22:31

今週、いちばん癒せる映画! vol.27『吉祥天女』


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

今週、いちばん癒せる映画! vol.27『吉祥天女』

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


 メルマガご購読、ありがとうございます。
 このメルマガは、今週公開される映画の中から,
「この映画は癒される!」という視点に絞って1本を紹介するマガジンです。


 先週、メルマガ発行をさぼりましてすみません……。
 お詫びに、と、申しますか、このメルマガを発行した後、
 もう1本発行します。
 なんと、「読者プレゼント」の告知です!
 楽しみにお待ちください。


 さて、今週おすすめの癒せる映画は、『吉祥天女』です。


 原作は、吉田秋生の漫画。83~85年に発表され、小学館漫画賞もとりました。
 私は吉田秋生という名前、彼が評判の高い漫画家であることを知っていましたが、
作品を読むタイミングを逃していました。映画を見たあと、あんまりびっくりして、
初めて読みました。

 
 過去に何重にも大人たちの犠牲にされたために、激しい怒りを抱えたまま大人へ
の入り口に差しかかった少女の物語です。
 (性的?)暴行、家の都合で振り回され、旧家を守るため許婚がいるという設定の
女子高生。そして、生まれ故郷の古い町に12年ぶりに戻ってきたという彼女は、
黒い髪と白い肌のミステリアスな美貌で、僕のようにかしずく男に送迎されて
車で登下校する……。


 演じている鈴木杏がいいです。鈴木杏は、インタビューで、「私には、
ミステリアスなところが1ミリもないものですから」と答えていますが、
鈴木杏はどうしてなかなか、魔性の女役が似合います。
ちらっとしか出なかった香港製作の『イニシャルD』もそうだし、
あと、子役で出た『ヒマラヤ杉に降る雪』だって、幼馴染の少年をぞっこんに
させてなかったっけ……?


 そんな魔性の少女、小夜子には、さまざまなハラスメントが襲い掛かるのですが、
小夜子は男達からの脅威を、見事にバッタバッタ。身体的パワー(武道)、
頭脳的パワー(姦計)、性的パワー(ひとりつつもたせ? 要するに、レイプのでっちあげ)
で、男達を次々に今の座から引きずりおろしていきます。死においやられる者も
続出します。
 彼女はいいます。
「私は、腹を立ててるの。自分が生まれてきたことにも。この世界にも」


 この「強い女」の設定は、80年代とどう関係があるのかな?
 80年代って、けっこうフェミニズムがもてはやされた時代でした。フェミと商業主義の
蜜月の時代、とでもいいましょうか。ジョルジオ・アルマーニが肩にがんがん
パッドの入った服を作り、マドンナが「処女のように~」とうたい
(つまり「私は処女じゃない」と歌っている)、「レディ80」なんて
名前の口紅が発売されたりなんかして。
 そういう流れでこのマンガが出てきたのか、でも、当時でもじゅうぶんに
小夜子は斬新な存在だったのか(後者だろうなあ)


及川中監督は、「『少女が犠牲になる事件が続いている今こそ
映画化する意味が十分にある』という思いのもと、作品化に踏み切った」と
コメントしているそうですが、私としては、「商業主義がフェミと手を切った
今こそ、映画化する意味がじゅうぶんにある」という気がします。
もう、誰ももてはやしてくれないのに、セクハラはあちこちでおってくるのに、
自立はしてかなきゃいけない。


 さて、本作には、原作にはなかった癒しのストーリーが追加されています。
それは、小夜子に憧れるクラスメート、由似子です。
 映画は最初、由似子が主人公であるかのように始まります。というのは、
高校生になった由似子(本仮屋ユイカ)は、男性にまるで興味がない、という
ことが物語の最初から明示されていて、そこにどうやらダークサイドが
あるだろう、ってことがわかるからです。この由似子のトラウマは、しかし
由似子本人と同時に、小夜子にとって劇的なものでした。
 由似子が子供から離れられなかった記憶……それを彼女が覚えていたことが、
小夜子を「この世の全てに腹を立てている」状態から、脱出させるのです。
 このストーリーを得て、『吉祥天女』は20年を経て、進化した気がします。


 原作が少女マンガなので、本当にマンガ的というか(当然?)ちょっと
昼メロというか大奥というかお約束どおりのエピソードも多いのですが、
テーマとして流れているものは深いです。能の「羽衣」がバックグラウンドに
使われているのも、その深みにさらに一役買っています。

*******************************
「今週 いちばん癒せる映画」!」 vol.27   発行55部
出典を明らかにしていただければ、無断転載は可能です。
2007.6.29  発行
発行人・石塚とも
お友達にも教えるには…
http://www.melma.com/backnumber_164500/
お便りフォーム
http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=72381
バックナンバー・ブログ
http://rmovie.exblog.jp/
平和の書店でお買い物
http://ministryofpeace.jp/bookstore/bookstore-menue.html
石塚とも個人のブログ
http://isl.seesaa.net
[PR]
by ropponguimovie | 2007-06-29 22:00 |

今週、いちばん癒せる映画 vol.26『ダイ・ハード 4.0(6月30日公開)』


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

今週、いちばん癒せる映画 vol.26『ダイ・ハード 4.0(6月30日公開)』

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 メルマガご購読、ありがとうございます。
 このメルマガは、今週公開される映画の中から,
「この映画は癒される!」という視点に絞って1本を紹介するマガジンです。

 今週公開の映画で面白かったのはデビッド・フィンチャー監督の『ゾディアック』ですが、
この映画は「いやされる」というタイプの映画ではありません。
(かつてのフィンチャー監督から見れば、「大人になったなあ」としみじみしてしまう部分はあるのですが)

 一方、6月30日公開の映画で紹介したい映画が複数あるので、今週は、その1本、『ダイハード 4.0』を紹介したいと思います。

 『ダイハード』の1が公開されてから、もう20年たつんですか…。そりゃあ、若い人は知らないでしょうねえ…(遠い目)。

 知らない人のために復習。
 『ダイハード』のコンセプトは、
 ニューヨーク市警の「一生現場にいるタイプの」刑事、ジョン・マクレーンが、いつもどデカイ犯罪に巻き込まれてしまい、それを、ほぼ丸腰に近い形で、ひどい目に合いながら、阻止していく、というもの。
 苗字に「Mc ]とつきますからアイルランド系と思われ、ブルックリンに住み、自分が金持ちになることには一生縁がないと思われるこてこての下町刑事が、大強盗をやっつけるところに、この映画のスカッと感があるわけです。「刑事コロンボ」の肉体派、といってもいいかな。
 そして、ブルース・ウィルスの出世作でもあります。

 さて、このシリーズには、悪役に常に特徴があります。
 それは、悪役が、いつも、「いっぱしの立派なことを演説する」ということです。国のシステムがどうだとか、貧富格差がどうだとか。しかし、「それはこじつけの自己正当化で、結局「金」しか目的じゃない」っていうのが、このシリーズの悪役のお約束。

 そして、今回の4.0で、悪役さんは、なかなか興味深いこじつけをやってくれます。

 それは、9.11以降のセキュリティ・システムの欠陥をつこうとしてくること(自分の構築したセキュリティ・システムが採用されなかったから、その重要性を思い知らせるためにテロをやった、といっている)。それから、そのセキュリティ・システムは、電力、ガス、水道などのライフ・ラインエネルギーと直結していて、これをとめたら国は爆弾なんか使わなくても破壊できると知っていること。とくに電力と電話が危ない。インターネットをつないでいるから。

 ここでかなり私事で恐縮なんですが(笑)、今、うちのアパートメント、断水してます(爆)。「検査断水だから水、ためておいてくださいねー」って告知が出てたのにため忘れた。それだけで、ものすごい不安なんですよ~。

 そして、この「ライフラインがとめられる」対価(つまり人質)になりえると、今回の悪役さんは推測して、国に向かって挑戦してくるのです。

『不都合な真実』を見た人はわかると思いますが、アメリカは、電気に対する依存度が非常に高い国です。だから、この設定は、怖さもひとしおだろうと思います。

 ストーリーを追っていくと、バグがないわけでもない(あんなに簡単に短時間にハッカーが潜入して別々の回路をつなげてしまう、というのは、さすがに無理があると思う)んだけど、この、「現実的な恐怖」を作り出すという点で、ハリウッド映画の一流の良さが出たと、私は思っています。
 そして、この、「ライフラインが人質にされる」ということは、ライフラインが人質にされない生活になれないか、という問いかけでもある、と、考えるのは私のこじつけかな? 私は都市生活が好きだし、今のところ自給自足とかには興味がない(将来的にはちょっとある)けど、それがゆえにテロに脅かされる弱さなんて、持ちたくないな、と思ってしまった。
 例えば、病院で手術中に電気が止まったら患者としては困るわけですけど、自分がそういう病気にならないようにすることは、都市生活でも十分に可能です。ジョン・マクレーンに働いてもらわなくてもこういうテロに弱みにつけこまれないように生きたいものです。


*********************

ちょっとだけ、ご協力のお願い

*********************

 このメルマガは、読者と私の純粋な分かち合いの場とし、何かのビジネスやご紹介をすることとは分けて考えてきたのですが、ちょっとだけ、協力をお願いしたいと思います。
 私は、「日本に平和省を作ろう! 平和省プロジェクト」という活動のメンバーなのですが、この平和省プロジェクトで、アマゾンアソシエイトプログラムに参加しました。
 今年の9月に日本で開催される「平和省地球会議」の活動資金のためです。とくに、第三世界(紛争地域)からの参加者の日本への渡航費(ひとり30万円×10名分)が全然足りません。
 そこで、ご自分がアソシエイトプログラムに参加していない方は、ぜひ、下のリンクから、本を買っていただけませんか。
 おすすめ書籍のほか、アマゾンのリンクから入っていただければ、通常通り何でも買えます。

「平和の書店」
http://ministryofpeace.jp/bookstore/bookstore-menue.html

 また、ご自分がプログラムに参加しているけど、「うちの売り上げはちょっとだから、そのぶん、カンパしてもいいよ~」という方は、ぜひ、IDを、ministryofpea-22 に書き換えてください。
 参加者の方はご存知の通り、売り上げがちょっとだと3パーセントですが、売り上げが重なることで紹介料のパーセンテージがアップしていきます。平和省プロジェクトの売り上げは、現在、4.25パーセントです。5パーセントを目指しています。

 ID書き換えに協力してくださった方は、私にご連絡をください。ささやかなお礼を差し上げます。

さらに! 「そんなちょびちょびじゃなくて、どどんと寄付したるわい~」という方、大歓迎です。
あなたはえらい!(笑)
下記の振込先まで、ぜひ、寄付をお願いします。

郵便振替 00260-4-132393 「平和省基金」
*寄付者名をHPでご紹介させていただいています
(匿名希望の方、通信欄にその旨をお書き下さい)
問合せ:infoあっとministryofpeace.jp
    047-498-4104(藤野)
(あっとを@に書き換えてください)

(クレジット決済検討中です。郵便局まで行かせてすみません)

なお、活動に興味のあるかたは、平和省プロジェクト(Japan Union of Ministry of Peace =JUMP)のHPもぜひ訪れてください。
http://ministryofpeace.jp/

今後、私が何か紹介するとしたら、自著の紹介だけです(笑)
どうぞよろしくお願いいたします。

*******************************
「今週 いちばん癒せる映画」!」 vol.26  発行53部
出典を明らかにしていただければ、無断転載は可能です。
2007.6.16 発行
発行人・石塚とも
お友達にも教えるには…
http://www.melma.com/backnumber_164500/
お便りフォーム
http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=72381
バックナンバー・ブログ
http://rmovie.exblog.jp/

1票、お待ちしてます♪
にほんブログ村 映画ブログへ

メルマガも登録してね→  こちら


感想が送れるウェブ拍手
b0055288_14492653.gif
[PR]
by ropponguimovie | 2007-06-16 12:41 |

今週、いちばん癒せる映画 vol.25『それでも生きる子供たちへ』


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

今週、いちばん癒せる映画 vol.25『それでも生きる子供たちへ』

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□


 メルマガご購読、ありがとうございます。
 このメルマガは、今週公開される映画の中から,
「この映画は癒される!」という視点に絞って1本を紹介するマガジンです。

 5月30日に無事アメリカから帰国しました。
 現地では自己啓発セミナーに出たり、長年暖めていた書籍の執筆をしていたりしていたので、ほとんど映画が見られなかったのですが、(『スパイダーマン3』をまだ見ていない! なんか評判悪いみたいですねえ…)、大変充実した時間を過ごすことができました。
 そして、6月日本で公開される映画はオススメが一杯なので、執筆も楽しみです。


 そんなわけで今週のオススメは…
 『それでも生きる子どもたちへ』

 http://kodomo.gyao.jp/


 いやー、これがねー。
 「嗚咽」しちゃったんですよー。ただの「号泣」じゃなくて「嗚咽」。

 試写室で号泣することはよくあるんですけど、「嗚咽」しちゃったのは初めてです。
 試写室中に「ひくっ」っていう声がひびいちゃった…


 リドリー・スコット、スパイク・リー、エミール・クストリッツァら気鋭の監督が撮った、7編の「子供」を主人公にしたオムニバスです。
 原題は All the invisible Children すべての見えない子供たち、 ですが、意味からいえば「すべての『大人には見えないことになっている』子供たち」という感じかな? 貧困、搾取、紛争、そして大人の都合で運命を振り回される子供たちが、それでも遊び、たくましく生きていく姿を描いています。

 で、私が号泣しちゃったのは、7編のうちの最後、ジョン・ウー監督の『桑桑(ソンソン)と子猫(シャーマオ)』なんです。
 ジョン・ウーで泣くかあ? と思う人もいるでしょうが、この作品、他の評論化筋でもやはり同じ(泣けるという)評判みたい。ドラマ巧者は何をとっても結局うまい、というか……。

 
 というか、この7つの作品のうち、どれをどういう順番でもってくるか、監督同士で話し合って決めたのだと思いますが、ジョン・ウーの作品を「最後にしよう!」と決めた監督全員が偉い。彼らもみんなドラマ巧者である証拠。


 というのも。
 他の作品は、「親がいない」とか、「貧しい」とか、「病気」とか、不幸の原因がある種、ベタなんです。
 ジョン・ウーの作品だけが、「ものすごくお金持ちなのに不幸」な子供が出てくる。
 人間というのは勝手なもので、どんなに「気の毒」とわかっていても、ステレオタイプの不幸を見せられていると、だんだん飽きてきます。でも、もちろん貧困は不幸ですが、「お金持ち」という、境遇の中でも不幸な子供はもちろんいます。「お金持ちなのに忘れられている子供」は、他人からは「お金持ちのくせに」と同情されない分、余計不幸だったりします。こういう子が出てくると、すごく新鮮です。
 それに、「お金がないけど愛されている子猫(シャーマオ)」がからむから、この話、いっそう泣けるんです。


 ウー監督もべた褒めしてますが、キャストの二人がめちゃめちゃ良い。裕福だけど愛のない家庭で育った桑桑(ソンソン)訳のザオ・ツークンは、上品なクール・ビューティ。そして、捨て子だけど、拾ってくれたやさしいおじいさんと暮らす子猫(シャーマオ)役のチー・ルーイーがねえ。。。。ほんとにほんとに可憐! 垢で汚れた顔、歯並びの悪さも最高!



*******************************
「今週 いちばん癒せる映画」!」 vol.25  発行49部
出典を明らかにしていただければ、無断転載は可能です。
2007.6.8 発行
発行人・石塚とも
お友達にも教えるには…
http://www.melma.com/backnumber_164500/
お便りフォーム
http://www.enpitu.ne.jp/tool/formmail.cgi?id=72381
バックナンバー・ブログ
http://rmovie.exblog.jp/

1票、お待ちしてます♪
にほんブログ村 映画ブログへ

メルマガも登録してね→  こちら


感想が送れるウェブ拍手
b0055288_14492653.gif
[PR]
by ropponguimovie | 2007-06-08 22:59